「今の仕事を続けていて、将来は大丈夫だろうか?」
「自分にしかできない、誰かの役に立てる仕事に就きたい」
そんな想いを抱きながら、新しい一歩を踏み出せずにいませんか。超高齢社会の日本において、介護は社会に不可欠なインフラですが、一方で「自分に務まるだろうか」という不安や、世間一般の先入観が先行しがちな面もあります。しかし、実は介護こそ、どれだけAIが進歩しても決して代替できない、高度な専門性と人としての温かさが求められる仕事なのです。
本記事では、名古屋市を拠点に「現場目線」の教育を徹底する「かくれんぼ介護職員養成教室」の管理者・加古 諭さんにインタビューを行いました。未経験でも、なぜ多くの人がここで自信を掴み、プロとして羽ばたいていくのでしょうか。
この記事を読み終える頃には、あなたが抱く介護への印象が、人生の第2章を切り拓くための「希望に満ちた選択肢」へと変わっているはずです。
「等しく生きる」社会を支える人材を。現場の声から生まれた設立の想い
理想の社会を実現するために、なぜ人材こそが鍵を握るのでしょうか。現場の最前線を歩んできた創設者が「人の心」を育むために教室を開設した、その原点に迫ります。
こうした社会を実現するために何よりも重要なのは、やはり「人材」です。この人材を育成するために本教室を2010年に開設しました。
人を大切にする、人間味あふれる温かい人材。そういった人材が今後の介護業界には絶対に必要です。そうしたプロフェッショナルを一人でも多く輩出したいという想いが原点で、事実、現在では多くの修了生が世の中に出て活躍してくれています。
今は多様化が進み、逆に「等しく生きる」ことが本当に難しい時代になっていると感じます。だからこそ、人に寄り添える介護のプロフェッショナルを育てることが必要なのです。そのような想いで、日々講座を運営しております。
だからこそ、「人らしい心を持った人間」を育てたい。その強い想いから、徹底した現場目線でこの教室を作ったのだと思います。
「現場で役立つ」が合言葉。当事者との対話や実技を重視した独自のカリキュラム
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「教科書の知識だけでは、現場で立ちすくんでしまう」――そんな不安を解消するのが、徹底した実践形式のカリキュラムです。現場を意識した実技研修も多く、五感で学ぶ独自の工夫について詳しく伺いました。
これは国家資格である「介護福祉士」を取るために必須となる研修です。将来的に介護福祉士を目指していただくためにも、ぜひここで取得してほしいと考えています。
そして、ここでもやはりキーワードは「現場目線」です。当教室で実施している各コース名には必ず「就業後、現場で役立つ」という表現を入れています。座学でただ話を聞くだけではなく、現場経験豊かな講師陣による実践的な実技研修を多数用意しています。
1つの事例ですが、寒い季節でも実際に車椅子で外に出てみる。段差や砂利道での操作がどうなのか、肌で感じてもらいます。また、盲導犬ユーザーの方にも授業に来ていただき、生のお話を聞く機会も設けています。
6ヶ月の訓練期間中に1ヶ月の実習があるのはもちろんですが、それ以外の時でも、いつでも話を聞きに行けたり、見学や体験ができたりする状態にしています。卒業生も関連施設で働いていますので、先輩たちの良い話も苦労話も含めて、直接聞けるのもメリットだと思います。
県の要綱を守りつつ、できる範囲で最大限に「現場」を取り入れる。介護未経験の方も多いので、早い段階から現場を見てもらい、イメージとのギャップを埋める努力をしています。
一人ではできない仕事だからこそ、連携することの重要性を早い段階から覚えてもらう。人間関係で辞めてしまう方が少しでも減るように、チームワークの大切さも伝えていきたいと思っています。
「介護は思っていたより奥が深い」。修了生の心に刺さった仕事の驚きと喜び
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最初は「お世話をするだけ」と考えていた未経験者たちが、なぜ学ぶほどにその奥深さに魅了されていくのでしょうか。教室を巣立った修了生たちが現場で見出した、驚きとやりがいに満ちたエピソードを紐解きます。
でも、入校式で教科書の分厚さに驚かれます。さらに勉強が進むにつれて、「介護は奥が深い」と痛感されるんですね。相手はあくまで「人」ですから、一つだけの正解があるわけではありません。機械を叩けば答えが出るものではない。その奥深さに、皆さん驚かれます。
もちろん、最終的に「すぐには介護の道に進まない」という方もいらっしゃいます。それでも「この職業訓練の学びは心に刺さりました」と言ってくださる。そういう言葉が印象に残っていますね。
ただ、修了式の日に彼は「僕はまだ介護はやらない。違う勉強をしてから来る」と言いました。そのまま別の道へ進んだのですが、3年後くらいに「今、介護の仕事をやっています」と連絡をくれたのです。これは本当に嬉しかったですね。
2010年の開校以来、当教室で介護の資格を取得した人は1,000人以上となっていますが、こうして「頑張っています」という報告が届くのは本当にありがたいことです。
正直なところ、「70歳を過ぎて就職は厳しいかな…」と私たちも心配することがあったのですが、そういう方ほど本当に真剣に勉強されます。立派に卒業して就職も決め、さらに「私、介護福祉士の国家試験を受けます」と宣言される方もいるのです。
たとえ70代になっても、そこで資格を取ろうという姿勢は本当に素晴らしい。そういった姿には、私たちも励まされますね。
訓練生の中にも、日本語で授業が理解できる方であれば外国籍の方も何人かいらっしゃいます。グローバルな視点は、今後絶対に必要になってくると思います。
高い就職率を支える、一人ひとりの「人生の条件」に寄り添ったマンツーマン支援

人手不足が叫ばれる介護業界において、ひとまず「どこかに就職する」ことだけが、必ずしも正解ではないでしょう。訓練生一人ひとりの生活や価値観を見据え、長く働き続けられる職場をともに探る、手厚い支援体制の裏側に迫ります。
しかし、訓練生一人ひとりの価値観や抱えている事情、希望する働き方は異なります。そこを無視して就職しても、結局長続きしません。介護は70歳、条件が良ければ80歳になっても続けられる仕事ですから、長く働けるように一人ひとりに寄り添うことを大切にしています。
具体的な体制として、当教室にはキャリアコンサルタントが常駐しており、いつでも就職相談ができる環境を整えています。 また、私たち「かくれんぼ」だけでなく、愛知県内の協賛企業様と連携して「育成会」という組織を作っています。授業の中で各施設の説明会を開いたり、見学会を設けてくださったりします。自社だけでなく、他の現場も見られるような支援を行っています。
おかげさまで、就職率は100%に近い数字をキープしています。正社員だけでなく、パートやアルバイトなど働き方は様々ですが、高い就職率を維持できていると自負しています。
70代の挑戦も、AI時代のキャリアも。一生モノの価値を手に入れたいあなたへ

技術が進化し社会が変化しても、決して失われない価値が介護の仕事にはあります。年齢や経験を問わず、誰もが「社会から必要とされる喜び」を実感できる、この職業が持つ真の魅力について最後に伺いました。
しかし、間違いなく言えるのは、介護はどれだけAIが進化してもなくならない仕事だということです。先ほども申し上げたように、70代でも80代でも長く続けられる仕事です。逆に、高齢者に近い年代の方のほうが利用者様と話が合ったりして、活躍できる場は本当にたくさんあります。 また、国としても絶対に必要な仕事ですから、処遇改善など報酬も上がっていくはずです。まさにこれからの成長産業だと思っています。何より、これだけ「ありがとう」という言葉と笑顔をもらえる仕事は、他にはあまりないのではないでしょうか。ぜひ、その介護の魅力を味わっていただきたいですね。
ただ、介護は単に「お世話をするだけ」の簡単なものではありません。それなりの知識と技術が必要です。そこは当校でしっかりと勉強していただける環境があります。窓口はハローワークになりますので、少しでも興味があればぜひ相談していただき、当校の門を叩いていただけると嬉しいです。
正直に申し上げますと、私自身もこの法人に入るまでは介護経験がなく、「介護は世話をするだけ」と思っていた一人でした。でも、実際は全く違いました。その奥深さを知れたことは、本当によい勉強になりました。
場所は名古屋市の北部になりますが、愛知県内はもちろん、場合によっては三重県や岐阜県からも通っていただいています。ぜひ多くの方に、私たちの職業訓練に参加していただければと思います。お待ちしております。
転職ガイド運営チーム後記
インタビューを通じて見えてきたのは、技術や知識の先にある「人と人との真剣な関わり」が生む感動でした。自分にしかできない仕事を見つける鍵は、日々のケアの中で「誰かに必要とされている」と肌で実感することにあるのかもしれません。
たとえ未経験でも、何歳からでも、一歩踏み出す勇気があれば、そこには笑顔と「ありがとう」が溢れる新しい世界が広がっています。現場の知恵を凝縮した「かくれんぼ介護職員養成教室」での学びは、あなたの人生に確かな専門性と、心の豊かさをもたらしてくれるでしょう。
かくれんぼ介護職員養成教室の学校詳細
要項
| 対応職種 | 介護 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市 |
| 定員 | 各コース 15名 |
| 訓練期間 | 6カ月 |
| 訓練時間帯 | 9:30~16:00 |
| 受講形式 | 通学 |
| 開講頻度・募集時期 | 募集期間、開講日については、かくれんぼ介護職員養成教室にお問い合わせください |
| 受講費用 | テキスト代のみ |
| 受講生に対する支援 | 各種給付金については、居所を管轄するハローワークに相談して下さい |
カリキュラム詳細
訓練カリキュラムの概要
学科、実技、実習を組み合わせたカリキュラムです。介護に関し、基礎はもちろん、専門的な知識や実践的な技術も習得できます。
提供しているコース・訓練内容
就業後現場で役立つ介護実務者研修科(介護を基礎から学べ、介護福祉士受験に必須の資格が取得できます)
使用する教材・機材
介護の研修に必要な教材・機材はすべて準備しております。
取得可能な資格
介護福祉士実務者研修
実習の有無
有(カリキュラムの中で、企業実習を実施します)
訓練施設の設備
同じ教室で学科と実技を学びます。必要な介護機材は教室内に揃えています。これらの機材を準備することも研修の一環です。
他の訓練校と比較した強み
就業後に役立つように、現場目線での研修に努めています。また、当法人は近隣に介護・福祉施設を多数有しているため、随時実習や施設見学も可能です。
教育方針・カリキュラム作成の方針
就職、その後のキャリアアップに役立つ研修の実施
PRポイント
既に1,000名を超す修了生を輩出し、当法人はじめ各地の介護現場で活躍されています。このため施設見学だけでなく、OBの話を聞く機会も多々あります。また、介護の研修は1人ではできないので、仲間づくりにも役にたっているようです。
受講を検討している人へのメッセージ
教室の見学については、随時受け付けています。また開催月の2カ月前には説明会を開催しております。興味を持てましたら、ぜひハローワークから申し込みください。
実績
| 過去の受講生の属性 | 年齢的には40~60代の方が中心ですが、もちろん10~30代の方や70歳の方も来られます。介護は息の長い仕事ですので、年齢的な制約はありません。また、介護未経験の人が多いのも特徴です。男女比はほぼ半々です。 |
|---|---|
| 企業との連携の有無 | 有(定期的に企業説明会を開催) |
| 連携している企業・業界 | 同じ介護業界の複数法人と「育成会」を組織し、一緒になって人材育成を進めています。企業説明会の参加や求人情報の提供等もこの会が中心になります。 |
| 求職者支援の有無 | 有(カリキュラムの中に就職支援の時間をとり、キャリアカウンセリング・履歴書添削・面接対策などを実施しています。キャリアコンサルタントが在籍し、いつでも相談できる体制をとっています) |
| 訓練修了率 | 90~100% |
| 受講後の進路 | 就職率は80~100% ほとんどの方が介護業界に就職されます。 |
| 就職・転職成功事例 | 介護業界の人手不足は深刻であり、求人ニーズは大きいものがあります。長く勤めることができる仕事でもあり、皆さん自身が未来像をしっかり描いて就職すれば、成功につながると思います。 |
キャンパス
| 所在地 | 〒462-0047 愛知県名古屋市北区金城町四丁目35番地の1 かくれんぼ福祉センター |
|---|---|
| 設立年 | 2010年(法人は2002年) |
| 電話番号 | 052-938-7150 |
| メールアドレス | yousei@kakurenbo-gr.jp |
| 学校HP | https://kakurenbo.or.jp/ |

