「IT業界に興味はあるけれど、未経験の自分に務まるだろうか」「独学での学習に限界を感じている」——そんな不安を抱えていませんか?
特に30代、40代、そして50代から新しい分野へ飛び込もうとする時、一歩踏み出す勇気が必要なのは当然です。
今回は、IT・SES事業をルーツに持ち、業界の「リアルな現場」を熟知する職業訓練校「株式会社EDIX上野教室」の人材開発事業部チーフ原口 聡さんに詳しくお話を伺いました。
プログラミングを「手で書くこと」のみに固執せず、最新AIを味方に変え、未経験からの挑戦でも、現場で求められる「最低限必要なスキル」を身につけるための戦略的な教育です。
さらに、年齢の壁を越えて内定を勝ち取るために欠かせない、訓練中から始まる「攻め」の就職支援についても深掘りします。
IT業界への第一歩を確かなものに。SES事業のノウハウを活かした訓練校の設立背景
なぜIT企業である株式会社EDIXが、あえて教育の場を立ち上げたのでしょうか。その背景には、現場を知り尽くした企業だからこそ痛感した、未経験者が直面する「高い壁」を打破したいという強い想いがありました。
現場に入るための最初のステップをしっかりと身につけることができれば、業界への第一歩をすんなりと踏み出せるのではないかと考えました。そこから、「IT業界に挑戦したい」「IT企業に入りたい」「自分でシステム開発をやってみたい」という方に向けて、何か支援ができないかと考え始めたのがスタートです。
そして、現場で即戦力として求められる最低限の基準を、未経験からでもクリアできるように訓練内容を構成しています。
コードを書くより「AIを操る」。最新ChatGPTカリキュラムのこだわり

リニューアルされたばかりの最新カリキュラムでは、ChatGPTを核に据えています。なぜ、「コードを書くこと」よりも「AIへの指示出し」に重きを置くのでしょうか。その先進的な教育方針に迫ります。
従来のカリキュラムの中心だった「自分の手でコードを書くこと」だけではなく、AIを使いこなすことに重点を置くようにしました。
例えば、Webサイトのレイアウトを構築する際、セミオーダーのように必要なパーツを選びます。そして、そのパーツを作るために必要なプロンプトを一つずつ実行し、順番に実装していくと完成する、といった手順になります。
そして、AIによって出来上がったコードの中身を理解するところまでを指導しています。
「自力で解決できた」の喜びが自信に。AIを味方にエラーを突破し、着実な実力を養う学習環境
独学や従来の学習で最大の障害となるのが、解決策の見えないエラーによる挫折です。未経験者が楽しみながら自走できるようになるための、AIを活用した「つまずかない仕組み」の裏側を詳しく伺いました。
しかし今は、プロンプトを使うことで、スピーディーにそれなりのものを形にすることができます。
そのため、エラーが出てもChatGPTなどに質問すれば解決策が明確に返ってきます。それによってエラーが解消し、「動いた」という成功体験に繋がります。
そして、「エラーが発生した際には、このように質問すれば対処法を教えてくれる」ということが分かると、あとはご自身でどんどん学習を進められるようになります。
複雑な指示をゼロから考えるのではなく、その型をどのようにチューニングしていくのかを学んでいただきます。
修了を待たずに動き出すのが成功の秘訣。内定を掴む「攻め」の支援

30代を過ぎてからの未経験採用において、書類選考の通過率が1割に満たないという厳しい現実をご存知でしょうか。そんな年齢の壁を突破し、キャリアを切り拓くため、同校が推奨する「攻め」の就職戦略を紐解きます。
ここまで未経験者でもAIを使って最新の技術を学べるというお話をしてきました。しかし、実際に業務として行われているシステム開発の現場や一般企業において、AIがどこまで導入されているかというと、まだまだ十分に活用しきれていない現状があります。
実は、「職業訓練校に通った」という実績だけを考慮して、未経験のまま採用してくれる企業は少ないのです。他の未経験者よりは勉強する意欲があるという程度に見られることはあっても、それが決定的なプラスの評価になるわけではありません。
では、どのように就職活動を進めていくべきかと申しますと、「職業訓練が終わってから就職活動を始める」のではなく、「最初から就職活動をしながら勉強も進める」という方針を訓練生にお伝えし、サポートしています。私たちが訓練校を運営する中で、「どうすれば訓練生が就職できるのか」と考え抜いた結果、現在のような支援の形に至りました。
ですから、訓練を受講している間に内定を獲得することが重要です。企業によっては「すぐに来てほしい」という場合も多いですが、中には「訓練が終わった翌月の1日入社でも構いませんよ」と言ってくださる企業もいらっしゃいます。在学中に内定を持っていれば、安心して残りの訓練で学ぶことができます。
また、内定を持っている状態で他の就職面接を受ける際、「実はすでに内定を持っています」と伝えることで、それが強みになり、より良い条件を引き出せる可能性もあります。そういった有利な状況を作れるように指導しています。
実際に、3月1日入社で決まった方がいらっしゃいました。その方は「ギリギリまで授業を受けたい」というご希望でしたので、2月26日まで訓練を受講していただきました。そして翌日の27日にハローワークへ行き、「就職が決まったので退校の手続きをお願いします」と申告していただきました。
このように、企業から「すぐに来てほしい」と求められ、ご本人もその意向であれば、きちんと退校の手続きを踏んだ上で仕事に就いていただくというケースもあります。
「人生最後の挑戦」が実を結んだ瞬間。60歳未経験からキャリアを再始動させた修了生の軌跡

「今から挑戦するのは、もう遅いのではないか」——そんな不安を抱える方の背中を強く押してくれる実話があります。修了生の軌跡を通じて、挑戦に年齢が関係ないことを証明するエピソードをご紹介します。
先ほど、弊社はシステム開発も別事業部で行っているとお伝えしましたが、実際に当校の訓練を受講し、弊社に入社してくれた修了生が何名かおります。彼らからは、「訓練で学んだ内容が現場でそのまま活きている」「少し触れた知識が実際の業務で応用できている」といった声を聞くことがあります。
そんな中、ハローワーク経由で面接に行かれた際、面接官がたまたま同世代の社長さんだったそうです。「この年齢で新しいことにチャレンジしたい」という意気込みや熱意を買っていただき、「4月1日から来てくれませんか」とその場で内定をいただくことができました。
修了直前の3月末に面接へ行き、即日で決まるというスピードでした。その方からは「授業が難しくてどうしようかと悩んでいたけれど、頑張っていれば報われることもあるのですね。本当にありがとうございました」というお言葉をいただき、大変印象に残っています。
転職ガイド運営チーム後記
インタビューを通じて見えてきたのは、最新のAI技術を使いこなしつつ、自らの時間を投資して学び続ける「本気度」がいかに未来を変えるかという事実でした。株式会社EDIX上野教室は、その「本気」に応える環境と、現場視点に立った指針を提供しています。
年齢を理由に立ち止まる必要はありません。基礎を固めた上で最新技術を味方につけ、訓練中から積極的に社会と接点を持つことで、きっと道は開けるでしょう。ここでの挑戦は、数ヶ月後のあなたを、今とは全く違う新しい景色へと導いてくれるはずです。
株式会社EDIX上野教室の学校詳細
要項
| 対応職種 | プログラマー、Webデザイナー、UI/UXデザイナー |
|---|---|
| 所在地 | 東京都台東区 |
| 定員 | 15名 |
| 訓練期間 | 5.5ヶ月 |
| 訓練時間帯 | 10:00~16:30 |
| 受講形式 | 通所 |
| 開講頻度・募集時期 | 2026年開講予定月(5月、7月、8月、9月、11月) |
| 受講費用 | 教科書代 16,500円(税込) |
| 受講生に対する支援 | 職業訓練受講給付金など (受給対象であるかは最寄りのハローワークへご確認ください) |
カリキュラム詳細
訓練カリキュラムの概要
デザインもプログラムもAIも、Webシステム制作に必要なスキルをAI(ChatGPT)を活用しながら包括的に学び、企画・設計から製造・納品まで、一連の流れをすべて体感できる一気貫通型のコースです。
提供しているコース・訓練内容
ゼロからはじめる!AI×Webクリエイター養成科
使用する教材・機材
Figma、ChatGPT、VScode、redmine、GA4、Java、SpringBoot、HTML/CSS、JavaScript
取得可能な資格
Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 17、HTML5プロフェッショナル認定試験、G検定、DS検定、Googleアナリティクス認定資格
実習の有無
企業実習無し
訓練施設の設備
面談室は企業とのWeb面接でもご使用いただけます
受講を検討している人へのメッセージ
AIを使いこなす次世代の先端エンジニアやDX推進者を一緒に目指しましょう
実績
| 過去の受講生の属性 | 20代前半~60代前半 |
|---|---|
| 企業との連携の有無 | 定期的な企業説明会を実施しています。デザインやDX推進分野の関連企業連携も拡大中! |
| 訓練修了率 | 78%(就職に伴う退校者含まず) |
キャンパス
| 所在地 | 〒110-0015 東京都台東区東上野3-15-5 曽我ビル3F |
|---|---|
| 設立年 | 2006年 |
| 電話番号 | 03-5812-4614 |
| メールアドレス | proclimb_info@edixweb.jp |
| 学校HP | https://proclimb.jp/ |

