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一生モノの技術をその手に。ちばテク我孫子校が「現場の心得」と即戦力の技術で導く、新たなキャリアの門出

千葉県立我孫子テクノスクール
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新しい道へ進む際、最も気になるのは「本当に現場で通用するスキルが身につくのか」、そして「就職後に自分らしく働き続けられるのか」という不安ではないでしょうか。

千葉県我孫子市にある「千葉県立我孫子テクノスクール」(以下、「ちばテク我孫子校」)は、そんな悩みを持つ方々の力強い味方です。長い歴史を持つ同校は、職業能力開発施設の中でもユニークな造園科の設置や、知的障害を持つ方の就労支援など、地域のニーズに寄り添い続けてきました。

今回は、青野訓練課長と事務実務科の宮島指導員へのインタビューを通じ、技術だけではない「社会人としてのマインド」の重要性や、手厚い支援体制について深掘りします。

現場の厳しさと温かさを知る指導員たちの言葉から、あなたの将来を変えるヒントが見つかるはずです。

目次

創立60周年の歴史。時代に合わせて進化し続ける訓練の原点

千葉県立我孫子テクノスクール

半世紀以上にわたり地域の産業を支える人材を輩出し続けてきた、ちばテク我孫子校。単なるスキル習得の場に留まらず、なぜ「就職」を絶対のゴールに掲げ、時代に合わせて姿を変えてきたのでしょうか。その歩みと、今も変わらない教育の原点に迫ります。

マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
マイナビニュースLOCALキャリアセンター
インタビュアー
はじめに、貴校が設立された背景や目的、そして職業訓練校として大切にされている方針についてお聞かせいただけますでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
本校は、職業能力開発促進法の規定に基づき、昭和40年(1965年)に設立された千葉県が設置・運営する職業能力開発施設で、令和7年(2025)年に創立60周年を迎えました。また、令和6年(2024年)4月からは現在の「千葉県立我孫子テクノスクール(愛称:ちばテク我孫子校)」へと名称を変更いたしました。

私たちが最も大切にしている方針は、一貫して「就職するための職業能力開発施設である」という点です。仕事に就くために必要な知識と技能を習得していただき、最終的に就職へとつなげるための訓練を行う。ここが本校の活動の中心となっています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
非常に長い歴史をお持ちなのですね。これまでの修了生の方々も、相当な数にのぼるのではないでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
そうですね。施設内訓練だけでも4,000人を超えました。地域のニーズに合わせてコースを柔軟に変更してきた歴史があります。そのため、現在設置されている「造園科」や「事務実務科」は、歴史の中では比較的新しいものになります。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
時代の要請に合わせて、教える内容も変化させてきたということですね。現在のコース構成について詳しく教えていただけますか。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
現在は、「造園科」の普通課程1年コース、短期課程6ヶ月コース、そして知的障害のある方を対象とした短期課程「事務実務科」の3つを柱として運営しています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
以前はまた別の分野の訓練も行っていたのでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
以前は機械加工科、自動車整備科やOA事務科といったコースもありました。しかし、その時々の産業界の動向や地域のニーズに合わせて、訓練内容を常に見直してきました。このように、時代に合わせて形を変えながら、地域に根ざした訓練を提供し続けている点が、本校の大きな特色と言えるかもしれません。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
「造園科」という名称は、一般的にはあまり聞き慣れない非常に珍しい学科だと感じています。この造園科が立ち上がった経緯について教えていただけますでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
造園科は、昭和48年に日本で初めて芝山校(現在は廃止)に設置されたと聞いています。千葉県はもともと植木の生産地として知られていたこともあり、地域のニーズに応える形で始まったのでしょう。

現在も普通課程の造園科があるのは、全国でも千葉県と神奈川県だけです。短期課程であれば全国にいくつか存在しますが、本校のように1年かけてじっくり学ぶスタイルは全国的にも非常に稀少だといえます。

全国稀少な1年制の造園科と、特性に寄り添う事務実務科。ニーズを汲み取った独自の教育体制とは

千葉県立我孫子テクノスクール

全国でも稀少な、1年かけてじっくり学ぶ「造園科」と、個々の特性を最大限に活かす「事務実務科」。一見異なる2つの学科ですが、そこには共通して「現場で即戦力として輝くための工夫」が凝らされています。未経験からプロを目指せる、同校独自のカリキュラムの秘密を詳しく伺いました。

マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
カリキュラムや教育内容について、特にこだわっている点をお聞きしたいです。まずは造園科についてお伺いできますか?
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
造園科については、かつては全国から訓練生が集まっていました。そのため現在も修了生が全国各地で活躍しており、私がこの仕事に就いてからは、かつての修了生のご子息が入校してくるなど、世代を超えて選ばれるコースになっています。

具体的な教育内容ですが、1年コースでは高校の新規卒業者等を対象としており、技能者が技術を競う全国大会「技能五輪」への参加や、国家資格である「技能士」の検定合格を目指し、高いレベルまで技術を引き上げることを中心に据えています。

一方、6ヶ月コースは主に離転職者を対象としています。こちらも修了時に国家試験の受験資格が得られるレベルを目指しますが、1年コースとの大きな違いは、座学よりも「実習中心」のカリキュラムである点です。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
1年コースの方は、将来を見据えたインプットとアウトプットが非常にバランスよく組み込まれているのですね。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
1年コースでは、将来的に現場の管理者になることを見据え、学科試験に必要な知識の習得はもちろん、クレーンや玉掛け(荷掛け作業)の資格取得も目指します。座学と実技を両立させ、即戦力を育成する点が特徴です。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
先ほど「技能五輪」のお話が出ましたが、そうした大会で安定して高い実績を残せる理由、あるいは指導の秘訣はどこにあるのでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
訓練の一環として技能五輪の造園職種に参加しています。県内での地方予選を経て代表を決めていますが、全国大会に出場してくる選手たちは、企業で働く若手社員や大学生、専門学校生など、非常にレベルが高い人たちです。

大会のハードルは年々上がっていますが、そうした高いレベルに挑戦できる環境を整えていることが、訓練生の技術向上につながっているのだと感じています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
指導される先生方のスキルアップについても、研修や自己研鑽の時間を設けられているのでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
基本的に訓練生への指導のため、事前に作業の手順やポイントを十分に掘り下げて実習に臨んでいます。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
続いて、「事務実務科」についてお伺いします。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
事務実務科では、知的障害のある方を対象に1年間の職業訓練を行っています。本校にこの科が誕生したのは平成16年のことです。当時は国からの指導もあり、健常者の方が職業訓練を行う施設の中に、障害のある方のためのクラスを設置しようという試みからスタートしたと聞いています。

現在もちばテク我孫子校という一般の訓練施設の中で、知的障害のある方が共に学ぶクラスとして運営しているのが、この事務実務科の大きな特徴です。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
具体的な訓練内容の配分についても教えてください。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
基本的には事務関連の訓練がメインです。デスクに向かっての書類作成やパソコン操作などが、全体の約6割を占めています。

ただ、障害のある方は個々の特性が非常に多様です。デスクワークに集中できる方もいれば、ずっと座っていることが大きなストレスになってしまう方もいらっしゃいます。

そこで、訓練全体の約3割は、あえて体を動かす「軽作業」の訓練を取り入れています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
事務職だけでなく、体を動かす仕事も視野に入れているのですね。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
その通りです。就職先のイメージとしては、倉庫内での物流作業やピッキング、あるいは自然の中での農作業などが挙げられます。本人の特性に合わせて「少し体を動かせる仕事」も選択肢に入れられるよう、軽作業の訓練をバランスよく組み込んでいるのです。

そして、残りの約1割は、就職活動への支援やフォローアップに充てています。障害のある方が安心して社会へ踏み出せるよう、個別の特性に配慮した細やかなサポートを大切にしています。

企業出身のプロが教える「現場で困らない」作法。指示書の視覚化と反復練習で、着実な技術習得を

千葉県立我孫子テクノスクール

同校では企業出身の指導員たちが、視覚的な指示書や丁寧な反復練習を通じて、着実に技術を伝承しています。現場のリアルを知るプロだからこそ教えられる、実践的な指導のあり方とはどのようなものでしょうか。

マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
先ほどお話に上がった「事務実務科」の就職支援について、さらに詳しくお聞かせください。知的障害のある方を対象としている本訓練科では、一人ひとりに合わせたきめ細やかなサポートが不可欠かと思います。具体的に、どのような体制で受講生に伴走されているのでしょうか?
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
現在、正規職員3名、嘱託職員1名に加え、外部の非常勤講師3名という体制をとっています。必要に応じて講師をお呼びできる環境を整えており、非常に手厚いサポートができていると自負しています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
それほど充実した体制は、他の訓練施設ではなかなか見られない強みですね。実習や実践的な訓練において、特に意識されているポイントはありますか。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
基本的な学習内容はスモールステップ方式で取り組んでいますが、より基礎的な部分を「反復練習」で身につけていただくことを重視しています。また、指導員が前に立って言葉で指示を出すだけでは、理解が難しい場面もあります。そのため、書面で「見てわかる指示書」を作成したり、文字だけでは伝わりにくい場合は画像を活用したりと、視覚的なアプローチを徹底しています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
安全管理や現場でのコミュニケーションといった、働く上で欠かせない「仕事への姿勢」については、どのように伝えていらっしゃいますか。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
物流や倉庫作業をイメージした訓練では、ヘルメットの着用などを徹底させています。私たちは、指導内容をいかに分かりやすく伝えるかを常に考えています。例えば、安全のためのルールを本人が軽く捉えてしまっているような場合は、単なる知識としてではなく「命を守るために絶対に守らなければならないこと」として、あえて話し方を変えて厳格に伝えることもあります。本人の意識を変えるための関わりを大切にしています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
続いて、造園科の実習や実践的な訓練において、特に意識されていることや工夫されている点をお聞かせください。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
私たちが教えているのは、いわゆる伝統的な造園だけではありません。現在は、マンションの植栽管理を行う会社や、テーマパークの植栽を維持管理する会社など、活躍の場は多岐にわたります。そのため、どのような現場に行っても困らない知識と技能を習得することを第一に考えています。

就職先によっては、本校で習ったことの一部しか使わないケースもあるかもしれません。しかし、どのような環境でも柔軟に対応できるよう、かなり幅広い内容の訓練を行っています。

これを可能にしているのが、指導員の経歴です。現在、造園科の職業訓練指導員は、ほぼ全員が民間企業での勤務経験を持っています。現場のリアルを知る指導員が教えるからこそ、実践的なカリキュラムが提供できるのです。

精神保健福祉士との面談から3年間の定着支援まで。未来まで見守り続ける、事務実務科の徹底伴走

千葉県立我孫子テクノスクール

新しい環境に飛び込む際、技術面と同じくらい不安なのが「働き続けられるかどうか」というメンタル面ではないでしょうか。ちばテク我孫子校では精神保健福祉士による面談を実施して訓練生のメンタルに対するサポートを行っています。さらに事務実務科は修了後3年間にわたる驚くほど手厚い「伴走支援」を行います。就職をゴールとせず、その先の人生まで支え続けるサポート体制の真髄に迫ります。

マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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訓練生の方が修了後に安心して就職できるよう、どのような就職支援や資格取得への取り組みを行っているのか、改めてお伺いできますでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
まず訓練期間中には、応募書類の書き方などを含めた就職支援セミナーを実施しています。あわせて定期的に個別面談を行い、「どのような方向に進みたいのか」という本人の希望を丁寧に聞き取ります。その上で、条件に合う紹介可能な企業があれば、積極的にマッチングを行っています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
精神保健福祉士の方とも面談をされるとのことで、メンタル面のサポートも非常に手厚い印象を受けます。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
はい。特に環境の変化が大きい入校後や訓練生活の中で、必要に応じて精神保健福祉士による面談日を設けています。

精神的なコンディションは、日々の訓練の進捗にも大きく影響します。そのため、明らかな不安を抱えている方だけでなく、全員に一度はお話を伺う機会を設けています。専門家に話を聞いてもらうだけでも、精神的な安定につながる大きな効果があると考えています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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事務実務科など、障害のある方への支援において特に意識されていることはありますか。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
障害のある方々に対し、本校が提供する画一的な訓練カリキュラムに一律に合わせていただくことは難しいと考えています。そのため、事務実務科の訓練を通じて本人の「得意なこと」や「苦手なこと」を見極め、まずは最適な職種選びをサポートすることに重点を置いています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
修了後の「定着支援」についても伺いたいのですが、なぜ3年間にもわたってフォローを続けられるのでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
ご本人や保護者の方、そして就職先の企業様に対し、3年間のサポートを提案しています。フォローの頻度は状況によって異なります。半年も経てば環境に慣れてバリバリ働ける方もいれば、馴染むまでに時間が必要な方もいらっしゃいます。半年に1回、あるいは3ヶ月に1回といったペースで、状況を確認するために訪問や面談を継続しています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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3年間も見守り続けるというのは、非常に根気のいる、手厚い支援ですね。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
もちろん、本校だけで全てを担うわけではありません。地元の障害者支援サポーターや就労支援員の方々と密に連絡を取り合い、「一緒にフォローしていきましょう」と周囲に働きかけています。地域全体でチームを組み、修了生を一人にさせない体制を整えています。

「独立してトラックで母校へ」「挨拶を褒められた」。修了生と企業から寄せられる信頼の証

千葉県立我孫子テクノスクール

厳しい訓練を乗り越えた先には、どのような未来が待っているのでしょうか。修了生たちの輝かしい姿と、採用企業から寄せられる絶大な信頼の理由を紐解きます。

マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
最後の質問になりますが、これまで送り出してきた修了生の方々や、採用された企業様から寄せられた声の中で、特に印象に残っているエピソードがあれば教えていただけますでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
事務実務科でのエピソードですが、ある修了生が全く電卓を使わない職種に就職した際の話が印象的です。訓練では電卓を使った計算実習をかなり熱心に行うのですが、就職先でパソコンのテンキーをブラインドタッチで入力していたところ、周囲から「正確で速い」と非常に驚かれ、褒められたそうです。本人は「先生、電卓の訓練を頑張って本当に良かったです!」と報告してくれました。パソコンの訓練そのものではなく、電卓のスキルが意外な形で評価され、本人の自信につながったという話を聞けたときは、私たちも関わることができて本当に良かったと感じました。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
意外なスキルが現場での評価につながったのですね。企業様からは、どのような点が評価されているのでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
「ビジネスマナー」がしっかり身についているというお声をよくいただきます。訓練中、挨拶はもちろん、上司や先輩から指示を受ける際の体の向きや、返事の代わりに頷くといった「相手に話を聞いていると伝える姿勢」を繰り返し伝えています。実際に採用した企業様からは、「挨拶や返事が素晴らしい。他の従業員も見習わせたいほどだ」という非常に嬉しい評価をいただくこともあります。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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インタビュアー
社会人の基礎である振る舞いまで、カリキュラム内で徹底されているからこその評価ですね。
千葉県立我孫子テクノスクール 指導員宮島さん
指導員
宮島さん
そうですね。特に学生から社会人になる方には、「これまではサービスを受ける側だったけれど、これからは提供する側になる。意識を180度変える必要があるよ」と伝えています。立ち居振る舞いや態度は想像以上に見られているものですから、日常から意識できるよう指導しています。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
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造園科についてはいかがでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
造園科では、高い合格率を誇る検定試験の報告はもちろんですが、修了後のキャリアに関する嬉しいニュースが多いですね。例えば、修了して3年ほど現場で経験を積んだ方が、一通りの技能を身につけて独立し、自分で買ったトラックに乗って本校へ報告に来てくれたことがありました。指導員としてこれ以上ないやりがいを感じる瞬間です。

また、企業様からも「以前採用した修了生がよく頑張ってくれているから、次もまた紹介してほしい」とリピートをいただくことが多々あります。ハローワークなどの一般紹介に比べて、本校の修了生は定着率が高いと評価されており、面接なしで「ちばテク我孫子校が推薦する人ならぜひ」と言ってくださる企業様もいらっしゃるほどです。
マイナビニュースLOCALキャリアセンターインタビュアー
マイナビニュースLOCALキャリアセンター
インタビュアー
なぜ、ちばテク我孫子校の修了生はそれほど長く頑張り続けられるのでしょうか。
千葉県立我孫子テクノスクール 訓練課長青野さん
訓練課長
青野さん
企業側がしっかりとフォローしてくれる体制があることも大きいですが、訓練の中で「現場の厳しさ」を事前に伝えていることも要因かもしれません。造園の世界には、まだ「見て学べ」という職人気質の文化が残っている現場もあります。本校のように全てを丁寧に教えてもらえるわけではないこと、時間は有限であり、のんびり作業はできないことなど、実際の現場は本校での訓練の何倍も厳しいのだという話をあらかじめ伝えています。

以前、ある修了生が職場の社長や親方から叱られた内容を全て書き出し、A4用紙4枚分もの「怒られ語録」を自発的にまとめて持ってきてくれたことがありました。そうしたリアルな声を後輩たちにも共有し、心の準備をさせた上で送り出していることが、現場での粘り強さにつながっているのかもしれません。

本校には長い歴史がありますから、多くの修了生が業界で活躍しており、中には自ら会社を経営している修了生もたくさんいます。そうした先輩たちがいるからこそ、企業側も本校の教育を認めてくださっていますし、修了生からの率直なフィードバックをいただける環境があるのです。この歴史とネットワークこそが、修了生の定着を支える大きな基盤になっていると感じています。

転職ガイド運営チーム後記

職業訓練とは、教科書通りの知識を学ぶ場所ではありません。ちばテク我孫子校が大切にしているのは、現場で「当たり前」とされる挨拶やマインド、そして予期せぬ困難を乗り越える力です。
もしあなたが今の自分を変えたいと願うなら、歴史に裏打ちされた安心感と、家族のように温かな支援があるこの場所で、新たな一歩を踏み出してみませんか?
その勇気が、確かな技術と自信を手に、あなたらしいキャリアを堂々と切り拓いていく未来へとつながっていくはずです。

千葉県立我孫子テクノスクール(愛称:ちばテク我孫子校)の学校詳細

普通課程造園科の詳細

要項

対応職種造園工事業・緑地管理業
所在地千葉県我孫子市
定員20名
訓練期間1年
訓練時間帯9:15~16:40
受講形式通学
開講頻度・募集時期普通課程造園科 4月
・推薦(9~10月)、A日程10~11月、B日程(12~1月)、C日程(2~3月)
受講費用普通課程造園科 126,650円(入校選考、入校、授業料)
※作業服や教科書代等、別途費用が必要です。(約5万円)
受講生に対する支援授業料の減免(被災、生活保護、生活困窮者)
雇用保険、就職支援制度
通校定期の学割

カリキュラム詳細

訓練カリキュラムの概要

現代のニーズに対応した造園技能を身につけ、就業につなげることを目指します。日本庭園の歴史から作庭における伝統的な技術まで幅広く学びます。
学科では、植物学概論、栽培法概論、植物病理学と農薬、設計および製図(CAD)、測量法などを学習します。実習では、造園作業、根掘りや植栽、栽培、設計・製図、農業機械の操作など、実践的なスキルを身につけます。

提供しているコース・訓練内容

普通課程造園科
・植物学、栽培法、植物病理学及び農薬、土及び肥料、農業機械、庭園概論、材料、CAD、造園法、測量法、造園実習、庭園管理実習「現場監督として造園工事に携われる技能者を育成」

取得可能な資格
  • 技能士補
  • 刈払機取扱作業者安全衛生教育修了証
  • 伐木等の業務に係る特別教育修了証
  • フルハーネス型墜落制止用器具特別教育修了証
  • 小型車両系建設機械特別教育修了証
  • 小型移動式クレーン運転技能講習修了証
  • 玉掛け技能講習修了証
訓練施設の設備

訓練に対応した実習室、PC(CAD利用)室

他の訓練校と比較した強み

千葉県が設置・運営する職業能力開発校

教育方針・カリキュラム作成の方針

  • 就職のための職業訓練の提供
  • 離転職者の再就職が確実にできる職業訓練の提供
  • 産業界の労働需要に対応したスキルの提供

PRポイント

現場監督として造園工事に携われる技能者を目標に、造園工事に必要な調査・分析・計画・設計・施工管理といった一連の知識と技能を習得します。

受講を検討している人へのメッセージ

就業を目的とした訓練施設です。専門分野で活躍する人材を育成します。

その他特記事項

高等学校卒業見込みの方を対象とした推薦入校有り

実績

過去の受講生の属性性別、職歴不問
企業との連携の有無有り(求人紹介)、ハローワーク連携
連携している企業・業界造園工事業・緑地管理業
求職者支援の有無有り(就職支援講座)
訓練修了率94.9%(令和6年度実績)
受講後の進路就職89.2%(令和6年度実績)

短期課程造園科の詳細

要項

対応職種造園工事業・緑地管理業
所在地千葉県我孫子市
定員短期課程造園科 1期10名 (1年40名)
訓練期間6ヶ月
訓練時間帯9:15~16:40
受講形式通学
開講頻度・募集時期短期課程造園科 年4回
4月生(1~3月)、7月生(4~6月)、10月生(7~9月)、1月生(10~12月)
受講費用無料(作業服・教科書代等、約35,000円の費用が必要です)
受講生に対する支援雇用保険、就職支援制度

カリキュラム詳細

訓練カリキュラムの概要

短期間で造園業への就職を目指し、造園・庭園管理・植栽に関する内容を約900時間学びます。そのうち9割は実習を中心に行い、実践的な技術や知識を身につけることができます。

提供しているコース・訓練内容

短期課程造園科
・造園法、植物学概論、栽培法概論、測量法、農業機械、造園実習、庭園管理実習、栽培基本実習、製図実習、農業機械操作実習

取得可能な資格
  • 刈払機取扱作業者安全衛生教育修了証
  • 伐木等の業務に係る特別教育修了証
訓練施設の設備

造園実習場、PC(CAD利用)室

他の訓練校と比較した強み

千葉県が設置・運営する職業能力開発校

教育方針・カリキュラム作成の方針

  • 就職のための職業訓練の提供
  • 離転職者の再就職が確実にできる職業訓練の提供
  • 産業界の労働需要に対応したスキルの提供

PRポイント

主に離転職者の方を対象に、短期間で即戦力の造園技能者として活躍できるよう、実学一体の実践的カリキュラムを組んでいます。様々な年代の方が入校し、多くの修了生が即戦力として、造園業界で活躍しています。

受講を検討している人へのメッセージ

就業を目的とした訓練施設です。専門分野で活躍する人材を育成します。

実績

過去の受講生の属性性別、職歴不問
企業との連携の有無有り(求人紹介)、ハローワーク連携
連携している企業・業界造園工事業・緑地管理業
求職者支援の有無有り(就職支援講座)
訓練修了率100%(令和6年度実績)
受講後の進路就職86.8%(令和6年度実績)

短期課程事務実務科の学校詳細

要項

対応職種障害者雇用促進法に基づく就職
所在地千葉県我孫子市
定員10名
訓練期間1年間
訓練時間帯9:15~16:40
受講形式通学
開講頻度・募集時期事務実務科4月・一期(9~10月)、二期(11~1月)、三期(1~2月)
※定員になり次第募集終了
受講費用無料(作業服や教科書代等、別途費用が必要です。)
受講生に対する支援訓練手当

カリキュラム詳細

訓練カリキュラムの概要

勤怠の安定やコミュニケーションスキルの習得をはじめ、事務業務・パソコン業務・清掃や会場設営などの基本作業、販売物流業務など、さまざまな業務を幅広く経験します。これにより、自分の特性に合った職種を見つけ、長く安定して就業できる力を身につけることを目指したカリキュラムとなっています。

提供しているコース・訓練内容

事務実務科(知的障がい者コース)
・就職基礎知識、安全衛生、PC操作実習、事務処理実習、販売及び物流実習、基本作業実習、コミュニケーション実習、総合実習

使用する教材・機材

Windows11ノートパソコン、MicrosoftOfficeアプリケーション
電卓などの事務用品

取得可能な資格
  • 日本語ワープロ検定(2~4級)
  • 表計算技能検定(2~4級)
  • プレゼンテーション検定(3、4級)
  • ホームページ作成検定(3、4級)
訓練施設の設備
  • 事務系教室(PC、コピー機、シュレッダーなど)
  • 多目的実習室(包装、ピッキング、軽作業など)
  • 倉庫実習棟(運搬、清掃など)

他の訓練校と比較した強み

千葉県が設置・運営する職業能力開発校

教育方針・カリキュラム作成の方針

  • 就職のための職業訓練の提供
  • 離転職者の再就職が確実にできる職業訓練の提供
  • 産業界の労働需要に対応したスキルの提供

PRポイント

事務から倉庫内作業まで様々な訓練で、自分に合った職業選択を支援します。

受講を検討している人へのメッセージ

就業を目的とした訓練施設です。専門分野で活躍する人材を育成します。

実績

過去の受講生の属性性別、職歴不問
企業との連携の有無有り(求人紹介、企業説明会への参加)、ハローワーク連携
求職者支援の有無有り(就職基礎知識)
訓練修了率66.7%
※就業目的の訓練科であるため、退校者は就職によるもの(令和6年度実績)
受講後の進路就労100%(令和6年度実績)

キャンパス(普通課程造園科・短期課程造園科・短期課程事務実務科共通)

所在地〒270-1163
千葉県我孫子市久寺家682-1
設立年1965年4月
電話番号04-7184-6411
メールアドレスabiteku05@mz.pref.chiba.lg.jp
学校HPhttps://www.pref.chiba.lg.jp/kg-abiko/index.html
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